ということで、xml:id の最初の草案が公開されました。
「xml:id は XML 文書における ID を示す云々」ではなく、「ID (型の) 属性の名前は xml:id にするのが好ましい」という書き方をしているのが興味深く感ぜられたのですが、過去の応用 (rdf:ID とか xhtml:id とかその他諸々) との兼ね合いを念頭に置いたのでこういう言い回しになったのかも知れません。
ともかく、今後の XML 応用では基本的に ID は xml:id となっていくことでしょう。プロセサや他の仕様に及ぼす効果についても言及があるので、各開発者の方々にも至れり尽くせりという感じですね。速やかに移行できるようありたいものです。
なんか、めでたくも dt/dd のコンテナとして di なる要素型が定義されるとか、dl/ul/ol にも label を記述できるようになるとか (まぼろしの lh!)、さらには ol の子の li に value 属性が復活するとか、もっぱらのうわさ (謎)。